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麻酔になじみのある方は、ごく少数だと思います。
麻酔は痛みを取るだけの医療ではありません。現在は多彩な手術が行なわれています。大手術・長時間の手術も当たり前になりました。手術手技や手術機械の発達が寄与する部分も大きいですが、麻酔学の発達なくしてはなし得ない事でした。
当院では平成20年度、2,323件の手術を行っています。そのうち全身麻酔は999件でした。全身麻酔はすべて麻酔科医が行なっています。全身麻酔について、少し紹介いたしましょう。
全身麻酔(Anesthesia)は、3個のAで出来ていると言われます。 |
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(1)Analgesia(無痛) |
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(2)Amnesia(無意識) |
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(3)Akinesia(非動化) |
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つまり基本的には、痛くなく、心は安らかで、じっとしている状態が手術には求められるのです。でもこれだけでは不十分です。ちゃんと「息」をして、適切な「血圧」を保たないと人間はちゃんとは生きてはいられないからです。
手術中ずっとそばにいて、全身の状態を観察して上記のことを成し遂げるのが麻酔科医の役目です。
手術室は怖いところではありません。とても目の行き届いた空間です。どうぞご安心下さい。 |